女性ホルモンとフェロモンの違いとは?

ホルモンとフェロモン。なんとなく似たイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。

 

ホルモンもフェロモンもごくわずかな量で大きな影響力を持つという点では似ていますが、両者の性質にははっきりとした違いがあります。

ホルモンとフェロモンの違いとは?

ホルモンとは体内で分泌され、体内で作用するものです。成長や代謝などに特定の作用を及ぼします。代表的なホルモンに女性ホルモンや男性ホルモン、成長ホルモンなどがあります。

 

フェロモンとは体内で分泌され、体外に放出されるものです。同じ種の他の個体にたいしてある種の反応を引き起こす化学物質を指します。

実は人間もフェロモンを感知している?

フェロモンの種類には、性フェロモンに道標フェロモン、集合フェロモン、警報フェロモンなどがあります。

 

昆虫のオスが視覚に頼ることなくメスの存在を嗅ぎつけるのは、メスが放つ匂いを感知しているからと考えられています。この匂いがオスを誘惑する性フェロモンです。

 

長年、人間にはフェロモンを感知する能力はない(器官が退化した)と考えられていました。言語を持たない生物だけがフェロモンに頼ると考えられていたのです。

 

しかし、20世紀後半になって、人間にもフェロモンを感知する能力があることが発見されました。

 

人間のフェロモンは汗腺や生殖器から放出され、そのフェロモンを鼻の先端のくぼみが感知し、視床下部(*1)が反応を促し、行動に影響をあたえることがわかりました。

 

こうしたことから、いまフェロモンこそが「人間の第六感」となりえる、とも言われています。

フェロモンが多い女性とは?

「なぜか分からないけどこの人に惹かれてしまう」なんて場合、それはもしかしたら相手が放っているフェロモンのせいかもしれません。

 

ただし、ホルモンとは体内で作用し、フェロモンは体外で作用するものです。似て非なるものですので混合しないように気をつけましょう。

 

とはいえ女性ホルモンが整っていると、肌や髪もツヤツヤになり、胸にもハリがでますので、実際のところとは関係なく、女性ホルモンが多い女性は「フェロモンが出ている女性」として周りからみなされることも多いでしょう。

 

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(*1) 間脳に位置し、自律機能の調節を行う総合中枢。自律神経や内分泌系(ホルモン)の調節をしている器官です。また、食欲、性欲、睡眠欲などの本能行動や、怒りや不安など情動行動の中枢でもあります。